専用フィルムに高精細出力したグラフィックを、熱プレスで衣服に特殊転写する、現代のウェアプリントの常識を塗り替える最新のデジタル印刷スタイルです。
最大の強みは、製版(版代)が不要でありながら、従来のインクジェットを凌駕する「ブレのない鮮明な発色」を誇る点。綿素材はもちろん、これまで対応が難しかったポリエステルやナイロンなどの混紡・化繊生地、雑貨類にも幅広く美しく定着します。下地が透けない高い隠蔽性と、転写ならではの薄くしなやかな着心地、優れた洗濯耐久性を高い次元で両立しています。
一方で、最新技術ゆえにあらかじめご理解いただきたい特性(デメリット)もございます。
■ DTFプリントの特性とご注意点
①極小デザイン・ぼかし表現の制限: 1mm以下の極めて細い線や点、また、グラデーションの境目を曖昧にするような「輪郭のぼかし(煙やモヤのような表現)」は、フィルムがうまく剥がれず、圧着不良や剥がれの原因となる場合がございます。
②カラー再現の差異: モニター環境や印刷する生地の種類・色によって、ご入稿データの色合いと実際の仕上がりの色味に多少の差異が生じる場合がございます。
③熱プレスの跡: 製造工程上、プリント周辺に熱プレスの四角い跡が一時的に残る場合がございます(※通常は一度の洗濯で馴染んで目立たなくなります)。
④乾燥機(タンブラー乾燥)不可: 高い堅牢度を備えていますが、熱で定着させている構造上、洗濯後の乾燥機のご使用はプリントのひび割れや剥がれに繋がるため厳禁となります。
⑤特殊インクの不可: 蛍光色や、メタリックな質感を持つ金・銀インクには対応しておりません。これらの表現をご希望の場合は、シルクスクリーンプリントをご案内いたします。
「素材や色数を気にせず、フルカラーのハイクオリティなウェアをミニマムロットで作りたい」という現代のスピーディーなアパレル・グッズ物販に最もフィットする最先端のプロセスです。